2024.01.29
2週間前から、右の肩甲骨から腕を経由して親指・人差し指・中指にかけて強い痛みや痺れが出るようになりました。他の治療院や整形外科にも数件かかってみましたが、特に変化はなくむしろ強くなってきています。
仕事中も寝ている時もずっと痛いので、とても困っています。首を後ろや右に倒すと特に激しい痛みが走ります。
2カ月ほど前からリモートワークが始まり、一日中ほとんど動かずにパソコンに向かっているようになったことがきっかけとなったのかもしれません。元々肩こりや腕の痛み等はありましたが、デスクや椅子が専用のものではないのもあってか、オフィスで仕事をする時よりもコリも強く感じています。
(47歳 男性)
症状
①右肩甲骨~腕、指にかけての痛み・痺れ
②慢性的な肩こり
施術後の経過
1回目のカイロプラクティック治療後、かなり痛みや痺れが軽減し、初回の施術後数日は痛みの強さが半分ほどになっていました。痛みの場所も、肩甲骨の一部と人差し指に限定して残っている状態になりました。同様の施術を2回行い、痛みがほとんどない状態まで改善されました。ただ、まだ肩こりは感じるということで、施術の間隔を空けながら引き続きメンテナンス治療を行っています。
カイロプラクターのコメント
この方の姿勢やお身体の状態を確認したところ、首と両肩が前方に突出しており、首の前や肩甲骨周りの筋肉が過緊張や短縮を起こしていました。特に斜角筋と棘下筋という筋肉にしこりのような硬結(トリガーポイント)が触知され、それらを圧迫すると痺れ等の強い症状が再現されたため、これらが一番の原因であったと考えられます。パソコン姿勢の影響で首や肩甲骨周りの筋肉(斜角筋)が、タイピングやマウス操作で筋肉を絶えず使用した結果、肩甲骨周りの筋肉(棘下筋)が過剰に緊張してこのような状態になってしまったのだと思われます。カイロプラクティック治療といたしましては、首周りと肩甲骨周りの筋肉の緩和、関節(頚椎や胸椎・肩関節等)の調整、トリガーポイントに対する直接的な施術を行いました。
最近は、新型コロナウイルスの影響で、自宅でリモートワークをされる方が増えています。そうするとデスクワークには不向きな環境で長時間作業することになり、体の負担はそれまで以上に強くなってしまいます。リモートワークをされる方は、できる限り骨格や筋肉に無理のかからない姿勢で作業ができるよう環境を整え、それと同時に定期的に体を動かすようにして頂きたいと思います。
当院では、症状緩和・再発防止のためにエクササイズやストレッチ、正しい姿勢の取り方等をアドバイスさせて頂いております。
お辛い症状を改善させたい方、ご自分の身体の現状を把握し、より良くするための方法を知りたい方は、是非当院にご相談ください。
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