2024.01.29
4カ月程前から、朝起きると背中と首が痛くなり、徐々にそれが一日中続くようになりました。
元々首が硬く、特に上を向くのがかなりきつい状態でした。それに加え、新型コロナウイルスの影響で仕事（調理）が減り、体を動かす機会が減り、その代わりにパソコンでゲームをする時間が増えたために体全体が固まっている感じになってしまいました。
以前はスポーツジムにも通っていましたが、新型コロナウイルスの影響で行けなくなってしまいました。
痛くなってから、整骨院に3カ月程通い軽いマッサージと電気治療を受けていましたが、ほぼ変化がありません。
(35歳 男性）
症状
①起床時の背中・首の痛み
②首の可動制限
施術後の経過
一回目のカイロプラクティック治療後、症状の軽減が感じられ、2回目の来院時には、初回の施術以降寝起きの背中の痛みはほぼ感じなくなったということでした。首の痛みはまだ少し残っていたので、引き続き三度の施術を４～５日間隔で行い、症状はなくなりました。一旦継続的な施術は終了しましたが、数カ月に一度軽い背中の痛みが出るので、その都度施術を行うことで悪化を抑えている状況です。
カイロプラクターのコメント
この方の姿勢やお身体の状態を確認したところ、脇の下（前鋸筋）や胸の前（小胸筋）等の筋肉が過緊張・短縮を起こしており、肩甲骨が前方に変位していました。その結果、背中の肩甲骨の内側が引っ張られ、筋肉同士や筋肉と皮膚の間で癒着が起こっているような状態でした。また、首・頭も前方に変位し、頭を支えるために緊張していた首の後ろの筋肉も背中を引っ張ってしまっているような状態になっていました。仕事の減少や長時間のゲーム等をきっかけに、悪い姿勢が常態化した結果様々な負担が背中に集中して症状を出してしまっていたと考えられます。カイロプラクティック治療といたしましては、肩甲骨周りや首の筋肉の緩和、胸郭（胸椎や肋骨等）の調整、肩甲骨の間を癒着を剥がす筋膜リリースによる施術を行いました。また、悪い姿勢になりづらいようにゲーム時の姿勢改善のアドバイスやエクササイズを指導させて頂きました。
一度悪い姿勢が常態化してしまうと、一度良い状態に改善しても再び崩れてきて症状再発に繋がってしまいます。通院初期は短いスパンでの施術を行い、症状が改善された後は１～２カ月程度に１度のメンテナンスと、並行してご自身でのストレッチやエクササイズで再発を予防することができます。
お辛い症状を改善させたい方、ご自分の身体の現状を把握し、より良く維持するための方法を知りたい方は、是非当院にご相談ください。
背中の痛み 首の痛み 日本橋 整体
